2024年9月17日(木)、昨年度の卒塾生3人のところへお邪魔してきました。
3人は、苦労しながら「経営理念」、「事業構想計画」、「ロードマップ」を策定して、今年3月に卒塾しました。 しかし、3人にとって卒塾は、”終わり”なのではなく”始まり”であって、その後、着実な歩みを踏み出せているのか?、新たな課題や悩みを抱えていないか?、などを個別に訪問のうえ、しっかりと話を聞き(事前に「フォローアップシート」による現状把握も実施)、多少なりとも役に立つようにと助言をしてきました。
今年の猛暑・台風・病害虫などの影響で栽培に大変苦戦しながらも、「事業構想計画」に着手または一部延期するなど、大きな目標に向けて機動的に判断・対処している様子が確認できたことは、大変喜ばしいことでした。
当塾の塾生は、ほとんどが実質経営者として、自らが責任を負い、自ら判断し、自ら行動しています。 これは、農業の醍醐味でもありますが、体力的に辛いときや農業以外の心配事を抱えているときに、孤独や不安、迷いを抱えてしまう時があります。 そんな心が弱ってしまったときの”処方箋”となればとの願いから、「『やりたいこと』と『やれること』と『やらなければいけないこと』」と題したコラム(©D.I.A.S.)を配布しました。 彼らが、また明日から気持ちよく生きていけますように・・・